今回はゲームと全く関係の無い話です、よろしく。
引きこもりの堂々巡りを解消したい
あー、いきなりだが最近ある男性の社会復帰を手伝ったのでそのことについて書いていく、一応こんなことがあって上手くいったという健忘録的に書いていく、普段のゲームのこととは全く関係がないので興味無い人は全く読む必要は無いです。
ある人物が居る、彼は二十代の男性で俺の親戚の人、子どもの頃は定期的に会う関係だった、陰キャ同士俺と彼は仲が良かったと言っていいと思う。だが残念なことに彼は高校生あたりから学校を不登校になりその後いわゆる引きこもりという存在になってしまった、学校に行かなくなってからもう10年以上経つ感じの年期が入った籠もり癖がある人だ、細かい情報は本人特定につながるかもだから書かない。彼のメールアドレスは知ってたので気が向いたら少しメールで話してたりもした、彼が引きこもりなのも知ってたのでほんの少しでも社会との繋がりを持てたらいいなと思って気が向くとたまにメールしてた。
んで、ある日彼の方からメールが来ていた、どうも彼は助けて欲しがっていた、なんだ?と思ってよく話を聞くとどうやら自分のネットバンキングを開設したいらしい。どうやら彼はネットの活動をしていてその結果アフィリエイトの報酬はあるらしい、だけど自分のネットバンキングが無いので親の口座に振り込んでそこから親のクレジットカードなどを利用させてもらってたらしい。
ネット収入と納税
そのネット活動が最近調子良くてどうも年間の報酬が20万円を軽く超える金額になったらしい。どういうことかと説明すると20万円を超える現金収入があると確定申告が必要になるっていうのは彼でも知っている、だけど親の銀行口座に報酬を振り込んでいる事を考えるともしかして親が確定申告しなくちゃいけないことになるんじゃないか…!?と困ってると(実際は振込先の銀行口座が親名義でも税務上の申告義務と納税義務を負うのは引きこもりの彼だが今はそこは重要じゃない)
実際にネットで稼いでるのは引きこもりの彼なのに振込先は親名義の銀行口座、うん、確かに変な状態ではある、更にこの状態で納税義務が発生するかもと考えると彼が焦るのも分かる。
現代デジタル社会での身分証明書
いきなりこんな深刻な悩みを俺にしてきたことは謎だが他に相談する人が居なくて消去法だったんだろう。話が長くなったがとにかくこういう理由で彼は自分のネットバンキングが欲しいらしい、そして自分名義のネットバンキングに報酬の振り込みをしてもらいたいと、そうすれば名実ともに自分のお金になる。
だけどここで問題がある、引きこもりの彼はマイナンバーカードを持ってない、そして未成年の頃から引きこもっているので免許証のような顔写真付きの身分証明書も無い。ネットバンキング口座開設にはマイナンバーカードか顔写真付き身分証明書が原則必須、つまりネットバンキングの申込みが出来ないわけ。ネットバンキングや格安SIMの契約などのサービスはマイナンバーカードや免許証を用いたeKYC(電子本人確認)が必須、もしeKYCを利用しない場合昔ながらの対面での契約になるわけだが何度も言うように彼は引きこもりなのでそれも出来ない。
更にネットバンキング開設には自分の電話番号を用いたSMS認証などもしないといけない(実際は家電でもSMS認証みたいなことが出来るのは二人とも後から知った)、つまりマイナンバーカードなどの顔写真付き身分証明書が無く自分の電話番号さえ無いという状況。eKYC(電子本人確認)が当たり前になったこの令和の時代、引きこもりの彼は自分を証明する方法が何もないわけ、流石に悲惨だと思った。
彼には子どものときに親が作ったゆうちょ銀行だかの自分名義の銀行口座は持っているようだったがゆうちょ銀行の口座をネットバンキング化させるにはおそらく銀行での対面の確認が必要でネット上からネットバンキング化するにしてもやっぱりeKYCが必要になる。えっ?実際に銀行に行ってネットバンキング化作業をしろって?それが出来たら引きこもってないだろうな。
堂々巡り
んでどうするか、考えたんだけどこれはもう実際にマイナンバーカードを取得するしかない、それを持ってないといま書いたようにネットバンキングも何も新しく作れない。だけど彼は引きこもりなのでマイナンバーカード取得の申請をしても市役所での受け取りが出来ない、えっ?実際に行って引きこもり脱却しろって?それが出来たら彼は引きこもってないだろうな。
とにかくまずは彼のスマホ、親から貰った中古スマホは持っていたのでスマホからマイナンバーカードの申請を行った、これは元から市役所から届いてたマイナンバーカード申請用の書類から進めた。そして顔写真などを撮って申請した、ここまでは良かった。マイナンバーカードなんだが当然原則本人が市役所で本人確認をしながらの受け取りになる、ただ本人が病気や障害、怪我で外出が困難な場合は代理人が受け取ることが出来る、これは説明書類にも記述があったので実際のマイナンバーカード受け取るか彼の親にやってきてもらうつもりだった。
ただここで大問題が発生、どうやらマイナンバーカードの代理受け取りは出来るんだがその場合は申請者の顔写真付きの身分証明書の持参が必須らしい(実際は各種マイナンバーカードに関する公的な説明文にある本人が窓口に出頭できない「やむを得ない理由」があれば区役所に対応してもらえた可能性はあるがまあそこは所詮は所謂お役所仕事なので地域によりそう)
この話は実際に自分が体験したわけじゃないが更に困った状態になった、身分証明書が欲しいのに更に身分証明書の提示を求められた訳だ。今度こそ彼も外に出る決心をして市役所に自分で行くしかないな…と思ったがなんか上手く切り抜けたらしい。
どうも彼が住んでる区では引きこもりを含む生活困難者を支援するグループがあってその人達が定期的に彼の家を訪問してたまに話してたりしてたらしい。そんな人達が居るならなんで俺に相談したのかよく分からなかったがとにかくその人達が引きこもりと市役所の間に入ってくれて本人証明をしてくれたらしい、それで実際に彼は外に出ずにマイナンバーカードが手に入った、やったぜ。まあこのタイミングで自分の足でマイナンバーカードを受け取りに行った方が引きこもり脱出の絶好の好機になったような気もするがまあいい、これでやっと下準備が整った感じ。
実際にマイナンバーカードを手に入れてからの動き
マイナンバーカードが区役所に届くまでの1ヶ月間彼と話したがマイナンバーカードが取得できて申し込む銀行は楽天銀行が良いかなと思った、深い意味は特に無くて昔俺が始めて自分で作ったネットバンキングが楽天だったから。それでネットバンキング開設時にSMSの認証があるだろうからそのときの為にAmazonからプリペイドeSIMを購入させた、たった2000円ちょっとで2ヶ月間SMSが利用出来るようになるすぐれもの。
ネットバンキング&格安SIM契約
それで彼の手元に実際にマイナンバーカードが手元に届いたので早速楽天銀行に申し込んだ、だけど失敗したらしい。理由を聞くと何か楽天銀行への申請時に記述した電話番号への通話に失敗したとメールで書いてあったらしい、さっきのプリペイドeSIMはSMS認証専用で電話通信は不可、後から調べたら楽天銀行は電話確認が必要らしい、マジか…。いや、普通は電話確認なんて無いのかもだけどプリペイドの電話確認だったので楽天側から不審に思われた可能性も高い。
しょうがないので格安SIMの契約を先にさせることにした、格安SIMの業者は楽天モバイル。楽天銀行に落ちた後に楽天モバイルっていうのは引きこもりの彼もそして俺もなんとなく嫌だったが楽天モバイルは家族名義の支払い方法(クレジットカード)が利用規約で明確に許可されていて契約時に登録する電話番号も家族名義のものでも平気とこちらも規約に明記されていた、これは現時点で支払い方法も電話番号も持ってない彼によって天啓みたいなものだ。そして実際に楽天モバイルの契約の申込みをやってみたらしいが1営業日ほどで審査の合格通知が来てその3日後には物理SIMが彼のお家に届いたみたい、速い。
彼から相談を受けてマイナンバーカードのことを2人で調べて、支援センターの方々に助けを求めて、実際にマイナンバーカードを取得して、そしてやっと正真正銘の自分名義の電話番号を彼は手に入れた、やったぜ。ただまだ最終問題であるネット報酬の自分のネットバンキングへの振り込みという大問題が残っている。
今度こそ正規の手段で契約した自分の電話番号を彼は手に入れたので再度ネットバンキングの申込みを彼はすることにした、ただ次に取得を目指したのは住信SBIネット銀行、これは俺が普段使っているネットバンキングでもあってここから電話がかかってきたことなんて一度も記憶にないのでここなら引きこもりの彼でも安心とおすすめしといた。んで実際に住信SBIネット銀行に申し込んでマイナンバーカードのeKYCを済ませた、一度マイナンバーカードの撮影ミスで再撮影になったらしいがマイナンバーカード再提出の5分後に審査終了のメールが届いたらしい、流石はネット銀行を名乗るだけあって仕事がネット上で速い。
話がクソ長くなったしまだ続くがやっと彼の最終目標達成までもうすぐになった、まあただ実際は振込先の変更などの問題があって振込先の名義人を変更は出来ない仕様などがあったりで結局アカウントを作り直したりして、そのタイミングで確定申告や税金の知識を彼は得て自分がしっかりと確定申告すれば親名義の銀行口座でも問題ないっていうのに気づいて…まあこの話はこのくらいにしておく、最終的にちゃんと彼は自分のネット報酬を受け取れた、めでたしめでたし。
ここまでの話のまとめと反省点、そして引きこもりの人へのアドバイス
本当に長くなったが今にして思えばもっと上手く出来たなと思った、まず最初にSMS認証を家電でも出来ることに俺も彼も全く気づかなかったこと。SMS認証って完全に携帯電話でしか出来ないと思っていた、いや正確にはショートメッセージは携帯電話でしか使えなくてもSMSの代わりに家電を使った電話認証システムはあるらしい、もう完全に始めて聞いてこれを知ってたらここまで苦労しなかった。
それと生活困難者向け支援センターの人たち、この方たちに俺は実際には合ってなくてX(Twitter)上のDMでのやりとししかしたことがないが本当に良くしてもらったらしい、まあこの人たちは彼のような引きこもりを支援する専門の人たちなので当たり前かもだけど本当にたくさん助けてもらって彼も感謝していると仕切りに言っていた。
現在のマイナンバーカードの取得率は80%を超えているらしく日本国民のかなりの人たちにこの新しい身分証明書が行き渡ったことになる、ただ彼のような引きこもりなどはまだ受け取れてないかも知れない。この文章を読んでる人の中には自分自身やあるいは家族が引きこもりの人が居るかもだけど悪いことは言わないからなるべく早くマイナンバーカード取得を目指すべき、今後ますますマイナンバーカードの重要性が上がっていくのは間違いないから。
マイナンバーカードを自分で受け取れるのが一番だがそれが無理の場合市区町村によっては代理受け取りが可能かもしれない、それが無理なら前述した通り支援者の人たちを頼るのをおすすめする、市区町村の方針次第で代理受け取りも完全に不可の場合もあるかもだがとにかく行動した方がいい。今回の件だと代理受け取り拒否ってことになったが前述した通り今回の件は”本人が窓口に出頭できない「やむを得ない理由」”に該当する可能性は十分有り得そう。
最後に彼の近況
彼は一般の社会人でさえ面倒なマイナンバーカード取得、銀行口座開設、格安SIM契約、アカウントの名義人変更、決済サービスの登録などの作業をたった1ヶ月間の間に全部こなしてこれは素直に頑張ったと思った、彼は様々な問題を先送りし続けた人間なんだろうが今回それを一定数精算出来たんじゃないか?
最近じゃあ支援団体が作った困窮者向けの集まりの場所に行ったりしてるとか、菓子類が食べ放題なのが良いらしい、うらやま。そして深夜彼の家に行って俺とも久しぶりに会って近くのファミレスで食事した、自分の支払い能力(住信SBIネット銀行のデビットカード、ポイント還元率が高い)を得たので早速PayPayで電子決済に挑戦して成功してた、もちろん奢ってもらった。
俺としても色々考えてアドバイスしたりして大変だった、でも最終的に上手くいって良かった。元?引きこもりの彼はもともとある程度のネット収入を得られるスキルなどはある人間なのでこれから人生が良い方向に転がっていくかもしれない。終わり。


コメント